申請の基礎
補助金の年間スケジュール:主な国の補助金の過去の締切から見る「例年の公募時期」(2020〜2026年)
主な国の補助金について、過去の公募の締切を公式資料から集め、「年に何回・いつごろ」締切があったかを並べました。ものづくり補助金(1〜23次)、持続化補助金(第1〜20回)、省力化投資補助金 一般型(第1〜8回)、IT導入補助金・デジタル化・AI導入補助金(2024〜2026年)、住宅省エネキャンペーン、業務改善助成金、省エネ・非化石転換補助金。年度の予算で動く制度と、補正予算で動く制度の違いも整理します。
「補助金はいつ公募されるのか」は、制度ごとに違い、同じ制度でも年によって変わります。この記事では、主な国の補助金について、公式資料に残っている過去の締切を並べ、例年の傾向を読み取ります。
公募の動き方の3つの型
締切を何回も設ける型
ものづくり・持続化・省力化(一般型)・IT導入など
期間を決めて受け付ける型
業務改善助成金・自治体の制度など
予算がなくなるまで受け付ける型
住宅省エネ・CEV・省力化(カタログ注文型)など
ものづくり補助金(1〜23次)
| 年 | 締切 |
|---|---|
| 2020年 | 3月31日(1次)、5月20日、8月3日、12月18日(4次) |
| 2021年 | 2月22日(5次)、5月13日、8月17日、11月11日(8次) |
| 2022年 | 2月8日(9次)、5月12日、8月18日、10月24日、12月22日(13次) |
| 2023年 | 4月19日(14次)、7月28日、11月7日(16次) |
| 2024年 | 3月1日(17次)、3月27日(18次) |
| 2025年 | 4月25日(19次)、7月25日、10月24日(21次) |
| 2026年 | 1月30日(22次)、5月8日(23次) |
2020〜2023年は年3〜5回の締切がありましたが、18次(2024年3月27日)から19次(2025年4月25日)までは約1年あきました。2025年度は3か月ごとの締切に戻り、23次で終わって、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回締切2026年10月30日)に移っています。
持続化補助金〈一般型〉(第1〜20回)
| 年 | 締切 |
|---|---|
| 2020年 | 3月31日(第1回)、6月5日、10月2日 |
| 2021年 | 2月5日(第4回)、6月4日、10月1日 |
| 2022年 | 2月4日(第7回)、6月3日、9月20日、12月9日 |
| 2023年 | 2月20日(第11回)、6月1日、9月7日、12月12日 |
| 2024年 | 3月14日(第15回)、5月27日(第16回) |
| 2025年 | 6月13日(第17回) |
| 2026年 | 4月30日(第19回)、12月15日(第20回・予定) |
2023年までは年3〜4回でしたが、第16回(2024年5月)から第17回(2025年6月)まで約1年あき、その後は年1〜2回のペースです(第18回の締切日は当サイトで未確認)。採択率の推移は持続化補助金の採択率の推移に。
省力化投資補助金 一般型(第1〜8回)
| 回 | 公募開始 | 締切 | 採択発表 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2025年1月30日 | 2025年3月31日 | 2025年6月16日 |
| 第2回 | 2025年4月15日 | 2025年5月30日 | 2025年8月8日 |
| 第3回 | 2025年6月27日 | 2025年8月29日 | 2025年11月28日 |
| 第4回 | 2025年9月19日 | 2025年11月27日 | 2026年3月6日 |
| 第5回 | 2025年12月19日 | 2026年2月27日 | 2026年6月5日 |
| 第6回 | 2026年3月13日 | 2026年5月15日 | 2026年8月28日 |
| 第7回 | 2026年6月5日 | 2026年7月31日 | 2026年11月中旬(予定) |
| 第8回 | 2026年8月18日 | 2026年10月16日 | 2027年2月上旬(予定) |
2〜3か月ごとに締切があり、公式サイトは「公募回は年3~4回を予定」としています。締切から採択発表まではおおむね2〜3.5か月です(省力化投資補助金とは)。
IT導入補助金・デジタル化・AI導入補助金(通常枠)
| 年度 | 最初の締切 | 最後の締切 | 回数 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | 2024年3月15日 | 2024年10月15日(最終回) | 7回 |
| 2025年 | 2025年5月12日 | 2026年1月7日(最終回) | 8回 |
| 2026年 | 2026年5月12日 | 次は10月30日(6次)。7次の欄あり | — |
春から年明けまで、ほぼ毎月締切があります。締切から交付決定まではおおむね5〜6週間です(デジタル化・AI導入補助金2026とは)。
住宅省エネキャンペーン(窓・給湯・断熱)
| 年 | 交付申請の終わり方 |
|---|---|
| 2024年 | 2024年12月31日で交付申請の受付を終了(2025年1月1日に告知) |
| 2025年 | 新築のGX志向型住宅分は2025年7月22日に予算上限に達して終了。給湯省エネの撤去加算は2025年10月29日に上限に達して終了 |
| 2026年 | 予約は11月16日まで、交付申請は12月31日まで(予算上限に達すればその時点まで) |
年末(12月31日)が交付申請の期限になる形が続いていますが、枠ごとに予算で早く終わることがあります(住宅省エネ2026の3事業の違い)。
業務改善助成金
| 年度 | 申請の締切 |
|---|---|
| 令和6年度 | 当初は2024年12月27日まで。その後の改正で2025年1月31日まで受付 |
| 令和8年度 | 2026年9月1日から、都道府県の最低賃金の発効日の前日か11月30日の早い方まで |
令和8年度は、最低賃金の発効日に連動する締切に変わりました。10月1日発効の都道府県では9月30日が期限でした(業務改善助成金とは)。
省エネ・非化石転換補助金(SII)
令和7年度補正分は、1次(2026年4月27日締切)・2次(7月9日)・3次(8月20日〜9月28日)と2〜3か月ごとに公募され、4次は「10月上旬より実施する予定」です(省エネ・脱炭素設備の補助金(事業者))。
読み取れること
- 締切を何回も設ける制度でも、年によって1年近くあくことがあります(ものづくり18→19次、持続化16→17回)。
- 予算がなくなるまで受け付ける制度は、年末が期限でも、枠ごとに早く終わることがあります(住宅省エネ2025の新築GX志向型は7月、撤去加算は10月)。CEV補助金の令和7年度補正分は、2026年3月31日に受付を始め、終了の見込みは12月上旬〜下旬と公表されています(CEV補助金とは)。
- 自治体の制度は、当サイトが見た例では、年度の初め以降に始まり年度内に締め切る形でした(石川県のEV補助 2026年4月1日〜2027年1月29日、さいたま市 6月1日〜2027年3月19日、大分市の創業補助 4月14日〜12月15日など)。
過去の時期は目安です。申請を考えるときは、制度の公式サイトで最新の公募要領とスケジュールを確かめる必要があります。締切が近い制度は締切が近い補助金で見られます。
関連
出典
- スケジュール(ものづくり補助金 公式ホームページ)(確認日 2026-09-30)
- 公募スケジュール(省力化投資補助金 一般型)(確認日 2026-09-30)
- 事業スケジュール(デジタル化・AI導入補助金2026、2025・2024年度のページを含む)(確認日 2026-09-30)
- 持続化補助金 各回の採択発表(中小企業庁・中小企業基盤整備機構)(確認日 2026-09-30)
- 住宅省エネ2024キャンペーン 新着情報(確認日 2026-09-30)
- 業務改善助成金(厚生労働省)(確認日 2026-09-30)
- 省エネ・非化石転換補助金(工場・事業場型)新着情報(SII)(確認日 2026-09-30)
よくある質問
補助金の公募は毎年同じ時期にありますか?
同じとは限りません。ものづくり補助金は2024年3月の18次の後、次の19次の締切は2025年4月で、1年あいています。持続化補助金も、第16回(2024年5月)の次の第17回は2025年6月でした。過去の時期は目安で、予算と制度の見直しで変わります。
この記事の更新
- 2026年10月1日初版。各制度の公式資料にある過去の締切から作成
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