申請の基礎
小規模事業者持続化補助金の採択率の推移:第1回〜第19回(2020〜2026年)の申請件数・採択件数
小規模事業者持続化補助金〈一般型〉の第1回(2020年3月締切)から第19回(2026年4月締切)までの申請件数・採択件数を、中小企業庁と中小企業基盤整備機構の公表値から一覧にし、採択率を計算しました。9割を超えた第1回から、37.2%まで下がった第16回、制度の組み替え後の第17〜19回(5割前後)までの推移と、上限・枠の変化を並べます。
小規模事業者持続化補助金〈一般型〉は、2020年3月の第1回締切から2026年4月の第19回締切まで、19回の採択が公表されています。各回の申請件数と採択件数から、当サイトが採択率を計算しました。
採択率の推移
持続化補助金〈一般型〉締切回ごとの採択率(第1〜19回)
直近の 第19回 は 47.2%。19 回分で最高は 90.9%(第1回)、最低は 37.2%(第16回)。数字は公式の公表値(出典は記事末尾)。
| 締切回 | 申請締切 | 申請件数 | 採択件数 | 採択率 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2020年3月31日 | 8,044 | 7,308 | 90.9% |
| 第2回 | 2020年6月5日 | 19,154 | 12,478 | 65.1% |
| 第3回 | 2020年10月2日 | 13,642 | 7,040 | 51.6% |
| 第4回 | 2021年2月5日 | 16,126 | 7,128 | 44.2% |
| 第5回 | 2021年6月4日 | 12,738 | 6,869 | 53.9% |
| 第6回 | 2021年10月1日 | 9,914 | 6,846 | 69.1% |
| 第7回 | 2022年2月4日 | 9,339 | 6,517 | 69.8% |
| 第8回 | 2022年6月3日 | 11,279 | 7,098 | 62.9% |
| 第9回 | 2022年9月20日 | 11,467 | 7,344 | 64.0% |
| 第10回 | 2022年12月9日 | 9,844 | 6,248 | 63.5% |
| 第11回 | 2023年2月20日 | 11,030 | 6,498 | 58.9% |
| 第12回 | 2023年6月1日 | 13,373 | 7,438 | 55.6% |
| 第13回 | 2023年9月7日 | 15,308 | 8,729 | 57.0% |
| 第14回 | 2023年12月12日 | 13,597 | 8,497 | 62.5% |
| 第15回 | 2024年3月14日 | 13,336 | 5,580 | 41.8% |
| 第16回 | 2024年5月27日 | 7,371 | 2,741 | 37.2% |
| 第17回 | 2025年6月13日 | 23,365 | 11,928 | 51.1% |
| 第18回 | — | 17,318 | 8,229 | 47.5% |
| 第19回 | 2026年4月30日 | 16,576 | 7,819 | 47.2% |
第1〜16回は中小企業庁、第17〜19回は中小企業基盤整備機構の公表値です。第16回以前は特別枠などを含む〈一般型〉全体、第17回以降は〈一般型 通常枠〉の数で、数え方の範囲が違います。
推移から分かること
- 第1回(90.9%)は例外的に高く、第2回以降は申請が増えて50〜70%台で推移しました。
- 第15回・第16回で大きく下がりました(41.8%・37.2%)。第16回は申請件数も7,371件と少なく、採択は2,741件でした。
- 第16回(2024年5月締切)の後、第17回(2025年6月締切)まで約1年の間隔が空いています。第17回は申請が23,365件と、19回の中で最も多くなりました。
- 第17〜19回は5割前後で、申請件数は23,365件→16,576件と約3割減っています。
採択率は、その回の申請全体の結果です。審査は事業計画ごとに行われるので、採択率がそのまま一人ひとりの採択の見込みになるわけではありません(採択率の読み方)。
上限と枠の変化
同じ「持続化補助金〈一般型〉」でも、回によって上限と枠の組み立てが変わっています。公募要領から主な変化を並べます。
| 回 | 上限の組み立て |
|---|---|
| 第1〜7回(令和元年度補正) | 補助上限50万円(一定の条件で100万円に引上げ) |
| 第8〜11回(令和元年度補正・令和3年度補正) | 通常枠50万円、特別枠(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠)200万円、インボイス枠100万円 |
| 第12〜14回 | 通常枠50万円、特別枠200万円。インボイス枠に代わり、インボイス特例(上限に50万円上乗せ)。第15・16回の組み立ては当サイトで未確認 |
| 第17回〜 | 〈一般型 通常枠〉上限50万円に、インボイス特例(+50万円)・賃金引上げ特例(+150万円)。創業向けは〈創業型〉として別の公募 |
第17回からは特別枠がなくなり、特例の上乗せの形になりました。いまの第20回の内容は持続化補助金とは(第20回)に、〈創業型〉は創業前・創業直後に使える補助金にまとめています。
関連
出典
- 小規模事業者持続化補助金 第1回締切分の採択(中小企業庁)(確認日 2026-09-30)
- 小規模事業者持続化補助金 第16回締切分の採択(中小企業庁)(確認日 2026-09-30)
- 第19回 採択結果(中小企業基盤整備機構)(確認日 2026-09-30)
- 令和元年度補正予算 小規模事業者持続化補助金〈一般型〉公募要領(2021年10月、商工会地区)(確認日 2026-09-30)
- 令和元年度補正・令和3年度補正 小規模事業者持続化補助金〈一般型〉公募要領(商工会議所地区)(確認日 2026-09-30)
- 小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉公募要領 第8版(第20回)(確認日 2026-09-30)
よくある質問
持続化補助金の採択率はどのくらいですか?
当サイトが公表値から計算した採択率は、第1回が90.9%、第2〜14回がおおむね44〜70%、第15回41.8%・第16回37.2%、第17〜19回が47.2〜51.1%です。回によって大きく変わります。
第16回と第17回の数字はそのまま比べられますか?
第16回以前は特別枠などを含む〈一般型〉全体の数、第17回以降は〈一般型 通常枠〉の数です。第17回からは創業向けが〈創業型〉として別の公募になるなど、制度の組み立てが変わっています。
この記事の更新
- 2026年10月1日初版。第1〜16回は中小企業庁、第17〜19回は中小企業基盤整備機構の公表値
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