受付中(随時) 制度の詳細
熊本県の令和7年8月豪雨被災宅地復旧支援事業:工事費から50万円控除後の3分の2、市町へ申請
令和7年8月豪雨で被災した宅地の所有者等が行うのり面・擁壁・地盤等の復旧工事を、市町の窓口を通じて支援します。県概要は対象工事費から50万円を控除した額の3分の2、工事費上限1,000万円、支援上限633万円と案内しています。熊本市要綱は端数処理と上限633万3,000円を別に定めています。
熊本県の令和7年8月豪雨被災宅地復旧支援事業は、被災宅地の所有者等が行うのり面・擁壁・地盤の復旧工事の費用を、市町の窓口を通じて支援する制度です。県の概要は対象工事費から50万円を控除した額の3分の2、対象工事費の上限1,000万円、支援上限633万円と示しています。
熊本市、八代市、玉名市、上天草市、宇城市、天草市、甲佐町、美里町、氷川町が対象市町です。既に着手している工事でも対象となる場合があります。県共通の申請締切は案内にありません。具体的な工事・書類・期限は所在市町で確認します。以下の詳細手順と計算例は、取得した熊本市要綱に限った説明です。
30秒でわかる要点
- 誰が
- 熊本市・八代市・玉名市・上天草市・宇城市・天草市・甲佐町・美里町・氷川町の被災宅地所有者等
- 何に
- 被災宅地の原形復旧を基本とするのり面・擁壁・地盤の復旧。構造基準への変更を含む。
- いくら
- 県概要:工事費上限1,000万円、支援上限633万円。熊本市要綱:633万3,000円。
- いつまで
- 受付中・随時
- 選ばれ方
- 熊本市は申請内容を審査して交付可否決定、完了後現場審査。県共通の選考説明は記載なし。「速やかにその内容について審査 を行い交付の可否を決定し」
- 申請方法
- 被災宅地の所在市町担当窓口。熊本市の詳細は同市要綱の申請・現場審査・請求手順。
控除と補助率を順に計算する
工事費全体の3分の2ではなく、50万円を引いてから3分の2を掛けます。熊本市は税込実工事費を使い千円未満を切り捨て、工事費1,000万円超では633万3,000円と定めます。県の概要の633万円と市要綱の633万3,000円には表記差があるため、他市町にこの端数処理を転用しません。
いくらになるか
熊本市の例では税込対象工事費から50万円を控除し2/3を掛け千円未満切捨て。工事費1,000万円超は633万3,000円。県概要の上限表記との差は市町に確認。
募集要項などの記載: 「前項の規定にかかわらず、対象工事実額が1,000万円を超える場合の交付額は、633 万3千円とする。」
| 例 | 計算 | 補助額 |
|---|---|---|
| 熊本市・対象工事費500万円 | (5,000,000-500,000)×2/3。自己負担5,000,000−3,000,000=2,000,000円 | 3,000,000円 |
| 熊本市・対象工事費1,000万円 | (10,000,000-500,000)×2/3=6,333,333.33…→千円未満切捨て | 6,333,000円 |
| 熊本市・対象工事費1,500万円 | 対象工事実額1,000万円超の要綱上限を適用 | 6,333,000円 |
計算例は、公式の算式に当てはめたものです。実際の額は審査・確定検査で決まります。
熊本市の500万円工事の例では支援300万円、自己負担200万円です。共有宅地でも所有者数分の上限になるわけではなく、共有者全員を1人の所有者等とみなして1人が申請します。同市要綱は社宅・寮を住宅の定義から除き、併用住宅の非住宅部分や宅地開発用工事等も対象外にします。
相談から完了検査と請求へ
市町へ相談して精算
- 1対象工事の相談
- 2設計と申請
- 3交付審査と工事
- 4完了届と現場審査
- 5全額支払証明と請求
- 6入金
いつ何をするか
- 1
所在市町へ対象工事を相談
着手済・完了済みの工事も対象となる場合あり。市町確認。
- 2
設計・見積・被災証拠等で交付申請
以下は熊本市要綱の流れ。他市町は各窓口確認。
- 3
交付審査・工事・変更承認熊本市は申請から1年以内に完了
要綱失効は2027-03-31、実際の申請締切等は市へ確認。
- 4
速やかに完了届・現場審査・額決定
不適合なら手直しと再審査。
- 5
請求・入金熊本市は額決定通知翌日から30日以内請求
全額支払の領収等を添付。全工事費の立替が先。
熊本市は申請から1年以内の完了を要し、要綱は2027年3月31日限り失効します。これを県全体の受付終了日としては扱いません。熊本市の請求には工事費全額支払の領収書等が必要で、補助額の入金前に全工事費を立て替える流れです。
ほかの制度と重ねられるか
- 併用不可 熊本県中小企業等グループ施設等復旧整備補助金
「熊本県中小企業等グループ施設等復旧整備補助金 等他の補助制度の対象となる宅地 被害等 に係る工事であって、市長が宅地復旧補助金の交付対象に該当しないと認めるもの」
- 記載なし 令和7年8月豪雨被災者生活再建支援金(国制度)
- 記載なし 熊本市・令和7年8月豪雨の自宅再建利子助成事業
同じ目的で使える制度(当サイト掲載分)
併用できるかどうかは、それぞれの募集要項で確認してください。
熊本市は、グループ施設等復旧整備補助金等の他制度の対象工事で市長が本補助に不該当と認めるものを除外します。全面的な他制度併用禁止と拡張せず、この条件を確認します。住宅の被災者生活再建支援金は国制度を県・市町が実施する別支援ですが、取得資料に併用可否の明文はありません。
申請前の確認リスト
募集要項などの要件・注意書きを、確認しやすい形に並べたものです。すべて当てはまっても、対象になるとは限りません。
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:県対象地域は熊本市、八代市、玉名市、上天草市、宇城市、天草市、甲佐町、美里町、氷川町。令和7年8月豪雨の被災宅地復旧。県公式案内・対象市町
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:のり面・擁壁・地盤の原形復旧を基本とし、原則構造基準を満たす。県案内は着手済み工事も対象となる場合あり。市町に相談。県公式案内・支援概要
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市要綱:豪雨時に住宅用の土地(企業・団体等の社宅・寮を除く)。所有者・管理者・占有者で、後二者は所有者の全部又は一部の施工承諾を要する。熊本市要綱2条・所有者等及び宅地
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:のり面・擁壁(撤去・排水施設含む)・地盤(陥没含む)復旧、液状化再度災害防止の地盤改良、住宅基礎の沈下・傾斜修復、調査・設計を含む。施工範囲は被災箇所と市長が復旧に必要と認める部分。熊本市要綱4条・対象工事/2条・定義
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:申請日起算1年以内に工事完了。公共事業施行宅地は除外(公共工事範囲外で影響なしと市長が認める場合例外)。熊本市要綱4条・期限/公共工事
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:本補助を受給した宅地の工事、分譲等宅地開発用、併用住宅の非住宅部分、法令の命令・監督処分を受ける宅地、法令等や市長指示に違反する所有者等は除外。熊本市要綱4条・対象外
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:グループ施設等復旧整備補助金等の他制度対象で市長が本補助に不該当と認める工事は除外。熊本市要綱4条・他補助対象
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:税込実工事費を使用。千円未満切捨て、1,000万円超は633万3,000円。共有者は全員を1所有者とみなし1名のみ申請、共有で上限は増えない。対象費が低廉となるよう努める。熊本市要綱5条・金額及び共有
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:工事内容変更・中止・廃止は承認申請が必要。市長は進捗報告を求めることができる。熊本市要綱8~9条・変更/遂行状況
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:完了したら速やかに完了届・契約・完成図書・工事費内訳等を提出し現場審査。設計不適合は手直し・再審査。熊本市要綱10~11条・完成及び審査
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:交付額決定通知を受けた翌日から30日以内に請求、工事実額全額の支払領収書等を添付。後払いで全額立替を要する。熊本市要綱11条6項・請求
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:正当理由のない著しい遅延・廃止、偽り等、交付条件違反、規則・要綱違反、対象工事でない事実の判明で取消。交付済みは期限を定め返還。熊本市要綱12条・取消返還
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市:交付受領年度の翌年度初日から5年保存。市は対象工事で生じた損害の賠償責任を負わない。予算の範囲で交付。熊本市要綱13条・書類保管/14条・免責/15条2項・予算
- 該当する区分・手続きについて、次の要件や対象外条件を確認しましたか:熊本市要綱は2026年6月29日施行、2027年3月31日限り失効。他市町の期限・保存・例外条件は未取得で市町に確認。熊本市要綱附則・施行失効
主な書類と取り寄せ先
| 書類 | 取り寄せ先 | 注意 |
|---|---|---|
| 交付申請書 | 熊本市様式 | 熊本市要綱。その他市町は窓口確認。 |
| 設計図書・位置図・計画平面図 | 施工・設計事業者 | 熊本市要綱。その他市町は窓口確認。 |
| 見積書・被災写真等 | 施工業者・申請者 | 熊本市要綱。その他市町は窓口確認。 |
| 所有者承諾書 | 対象宅地所有者 | 熊本市要綱。その他市町は窓口確認。 |
| 登記全部事項証明書・公図 | 法務局 | 熊本市要綱。その他市町は窓口確認。 |
| 住宅用であった資料・追加書類 | 本人・市の指示 | 熊本市要綱。その他市町は窓口確認。 |
| 完了届、工事契約、完成図書、工事費内訳 | 市様式・施工業者 | 熊本市要綱。その他市町は窓口確認。 |
| 請求書・全額支払領収書等 | 市様式・施工業者 | 熊本市要綱。その他市町は窓口確認。 |
公共事業の施工宅地にも例外があり、施工範囲外で公共事業に影響しないと市長が認める工事は除外条件の例外です。本補助受給済宅地、宅地開発用、非住宅部分、命令・監督処分を受ける宅地等は熊本市要綱で除外されます。管理者・占有者による申請では所有者の施工承諾が必要です。
事業が始まってからの決まり
熊本市では工事の変更・中止・廃止に承認を要し、進捗報告を求められる場合があります。完了後は速やかに契約・完成図書・内訳等を提出し、現場審査で不適合なら手直し・再審査を受けます。請求は額決定通知の翌日から30日以内です。
不正、条件違反、正当理由のない著しい遅延等では取消・交付済み分の返還があります。関係書類は交付受領年度の翌年度初日から5年間保存します。市は対象工事により生じた損害の賠償責任を負わないと定めます。個別要綱には別の財産処分期間・事業化報告期限・加算金率は記載されていません。これらの詳細は熊本市のもので、他市町の要綱は各窓口で確認します。
これまでの推移と変更点
過去の公式ページ・要領・予算資料から整理しました。
| 年度 | 受付期間 | 補助額など | 主な変化と出典 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度・6月8日保存版 | 対象工事費1,000万円まで、県概要上限633万円 | 保存版と現行県案内の地域・工事・算式は同じ。熊本市要綱はこの保存版後の6月29日制定。 公式ページ保存版 20260608121337(確認日 2026年10月7日) | |
| 令和8年度(令和7年8月豪雨の支援) | 県概要633万円、市要綱633万3,000円 | 県案内2026年4月1日更新。熊本市要綱は6月29日制定・施行。 熊本市宅地復旧補助金交付要綱(確認日 2026年10月7日) |
資料によって記載が違う点
- 上限・端数表記
- 工事費1,000万円なら633万円、支援上限633万円(https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/115/261407.html/県冊子)
- 1,000万円超は633万3,000円、千円未満切捨て(https://www.city.kumamoto.jp/kiji00371658/3_71658_up_6xycpa30.pdf 5条)
熊本市は具体的な要綱を基準に計算。他市町は633万円を県概要値として示し、窓口で実額・端数処理を確認。
これまでの推移から分かること
県の2026年6月8日保存版を開き、現行県案内と対象地域・工事・算式が同じことを確認しました。熊本市は6月29日に要綱を制定・施行しています。県概要と市要綱の金額の表示は同じ精度ではありません。別災害の宅地復旧支援を同制度の前年版に混ぜず、取得できた本豪雨の資料だけを整理しています。
問い合わせ先
被災宅地の所在市町が受付先です。熊本市都市安全課は096-328-2926、県の案内窓口は建築課宅地指導班096-333-2542です。他市町の窓口は県公式案内に掲載されています。
令和7年8月豪雨被災宅地復旧支援事業 の基本データ更新日 2026年10月7日
| 実施機関 | 熊本県 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 対象 | 個人 | ||||||||
| 概要 | 令和7年8月豪雨で被災した宅地の所有者等が行うのり面・擁壁・地盤等の復旧工事を、市町の窓口を通じて支援します。県概要は対象工事費から50万円を控除した額の3分の2、工事費上限1,000万円、支援上限633万円と案内しています。熊本市要綱は端数処理と上限633万3,000円を別に定めています。 | ||||||||
| 補助率 | (対象工事費-50万円)×2/3。熊本市は千円未満切捨て。 | ||||||||
| 上限額 | 県概要:工事費上限1,000万円、支援上限633万円。熊本市要綱:633万3,000円。 | ||||||||
| 対象経費 |
| ||||||||
| 主な要件(募集要項から) |
| ||||||||
| 募集期間 | |||||||||
| |||||||||
| 申請方法 | 被災宅地の所在市町担当窓口。熊本市の詳細は同市要綱の申請・現場審査・請求手順。 | ||||||||
| 他の制度との併用 | 熊本市要綱は他制度対象で市長が不該当と認める工事を除く。被災者生活再建支援金との併用関係は記載なし。 | ||||||||
| 問い合わせ先 | 県建築課宅地指導班 096-333-2542。熊本市都市安全課096-328-2926等、所在市町。 | ||||||||
| 公式ページ | https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/115/261407.html | ||||||||
出典:
- 熊本県公式案内(確認日 2026-10-07)
- 県の事業概要冊子(確認日 2026-10-07)
- 熊本市の事業案内(確認日 2026-10-07)
- 熊本市宅地復旧補助金交付要綱(確認日 2026-10-07)
- 県の被災者生活再建支援金案内(確認日 2026-10-07)
- 公式ページ保存版 20260608121337(確認日 2026-10-07)
- 熊本市・令和7年8月豪雨の自宅再建利子助成事業(確認日 2026-10-07)
出典
- 熊本県公式案内(確認日 2026-10-07)
- 県の事業概要冊子(確認日 2026-10-07)
- 熊本市の事業案内(確認日 2026-10-07)
- 熊本市宅地復旧補助金交付要綱(確認日 2026-10-07)
- 県の被災者生活再建支援金案内(確認日 2026-10-07)
- 公式ページ保存版 20260608121337(確認日 2026-10-07)
- 熊本市・令和7年8月豪雨の自宅再建利子助成事業(確認日 2026-10-07)
よくある質問
着手済み工事は対象外ですか?
県は既にとりかかっている工事も対象となる場合があると案内しています。工事の所在市町に確認します。
共有者ごとに上限が使えますか?
熊本市要綱は共有者全員を1人の所有者等とみなし、1人のみを申請者とします。他市町は各窓口に確認します。
受付状況は公式の募集期間から毎日計算しています。予算に達した場合など、期間中でも受付が終わることがあります。申請の前に、必ず実施機関の募集要項と窓口で最新の条件を確認してください。当サイトは申請の代行や採択の可否の判断は行っていません。編集方針
この記事の更新
- 2026年10月7日初版
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