制度の比較
持続化補助金とデジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の違い:対象・申請のしかた・上限・締切
小規模事業者がよく比べる2つの補助金、小規模事業者持続化補助金(第20回)とデジタル化・AI導入補助金2026を、対象になる取組・誰と申請するか・補助率と上限・次の締切・採択や交付決定の割合で並べます。
小規模事業者が「チラシやホームページ」「会計ソフトやレジ」を考えるときに候補になるのが、この2つの補助金です。性格はかなり違います。
誰と申請するか
持続化補助金
- 1事業計画を作る
- 2商工会・商工会議所で様式4
- 3自分で電子申請
デジタル化・AI導入補助金
- 1IT導入支援事業者を選ぶ
- 2登録ITツールを選ぶ
- 3共同で交付申請
並べて比べる
| 項目 | 持続化補助金(第20回) | デジタル化・AI導入補助金2026 |
|---|---|---|
| 目的 | 販路開拓等(チラシ・広告、ウェブサイト、展示会、店舗改装、機械など) | ITツールの導入による生産性向上 |
| 対象者 | 小規模事業者(商業・サービス業5人以下など) | 中小企業・小規模事業者等 |
| 申請の相手 | 商工会・商工会議所の様式4が必要 | IT導入支援事業者と共同で申請 |
| 対象 | 経費の区分に当てはまるもの(相見積あり) | 事前に登録されたITツール |
| 補助率 | 2/3(賃金引上げ特例の赤字事業者3/4) | 通常枠1/2(条件により2/3)など、枠ごとに違う |
| 上限 | 50万円(特例で最大250万円) | 通常枠450万円、インボイス対応類型のソフト350万円など |
| 次の締切 | 様式4 2026年12月4日/申請 12月15日 17:00 | 2026年10月30日 17:00(6次) |
| 結果の割合 | 採択率 第17〜19回 47.2〜51.1% | 通常枠 交付決定の割合 1〜3次 42.2〜43.9% |
割合は当サイトが公表値から計算したものです(持続化は採択件数÷申請件数、デジタル化・AIは交付決定数÷申請数)。
選ぶときの考え方
- ソフトやクラウドサービスの導入が中心なら、登録ITツールを扱うデジタル化・AI導入補助金。会計・受発注・決済のソフトと一緒ならPC・レジも対象になる枠があります。
- 販路開拓の取組全体(広告、店舗、展示会など)なら持続化補助金。ウェブサイト関連費は上限30万円で、それだけでは申請できません。
- 時期:デジタル化・AIは複数回の締切があり、次は10月30日。持続化の第20回は11月5日受付開始で、様式4の締切が先に来ます。
- 国の補助金どうしの重複の扱いは、それぞれの公募要領で確かめる必要があります(補助金の併用のルール)。
関連
出典
- 小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉公募要領 第8版(第20回)(確認日 2026-09-30)
- デジタル化・AI導入補助金2026 公式サイト(確認日 2026-09-30)
- デジタル化・AI導入補助金2026 事業スケジュール(確認日 2026-09-30)
- デジタル化・AI導入補助金2026 交付決定事業者一覧(確認日 2026-09-30)
よくある質問
ホームページを作りたい場合はどちらですか?
持続化補助金ではウェブサイト関連費が対象ですが、補助金交付申請額の上限は30万円(税込)で、それだけでの申請はできません。デジタル化・AI導入補助金は、事前に登録されたITツール(ソフトウェア・サービス等)が対象です。
受付状況は公式の募集期間から毎日計算しています。予算に達した場合など、期間中でも受付が終わることがあります。申請の前に、必ず実施機関の募集要項と窓口で最新の条件を確認してください。当サイトは申請の代行や採択の可否の判断は行っていません。編集方針
この記事の更新
- 2026年9月30日初版