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申請の基礎

住宅省エネキャンペーンの年度ごとの推移:2023〜2026年の予算と受付終了の時期、予算上限に達した事業

国の住宅省エネキャンペーン(新築・リフォーム・窓・給湯器の補助)を、2023年から2026年まで年度ごとに並べました。各事業の予算、受付が終わった日、予算上限に達して期限より前に終わった事業(2023年こどもエコすまい、2025年のGX志向型住宅と給湯省エネ)、予算に対する申請額の割合が上がっていった時期を、公式サイトと当時の告知から整理しています。

更新公式ページの確認日 2026年10月1日補助金ちず 編集部

住宅省エネキャンペーン住宅省エネの補助4年分の推移補助金ちず
写真: Mediamodifier(Unsplash)

国の住宅の省エネ化の補助は、2023年から毎年「住宅省エネキャンペーン」としてまとめて実施されています。新築・リフォームの総合的な事業(年ごとに名前が変わる)と、窓・給湯器の事業が組み合わさった形です。

各年の交付申請の期限は「遅くとも12月31日まで」でしたが、予算の上限に達した事業は、その時点で受付が終わっています。この記事では、2023〜2026年の予算と、受付が終わった日を並べます。

毎年の受付の流れ(公式サイトの告知から)

  1. 1交付申請(予約を含む)の受付開始
  2. 2予算に対する申請額の割合を公表
  3. 3割合が節目の値に達するたびに告知
  4. 4予約の受付終了
  5. 5交付申請の受付終了(予算上限か期限の早い方)

2025年と2026年の新築は、期ごとの予算上限もあります。

年度ごとの構成と予算

年 新築・リフォームの総合事業 窓 給湯器 賃貸集合住宅の給湯器
2023 こどもエコすまい支援事業 1,500億円(国土交通省)。2023年7月28日に約209億円増額し1,709億3,500万円 先進的窓リノベ事業 1,000億円(経済産業省・環境省) 給湯省エネ事業 300億円(経済産業省) ―
2024 子育てエコホーム支援事業 令和5年度補正2,100億円+令和6年度当初予算案400億円(国土交通省) 先進的窓リノベ2024事業 1,350億円(環境省) 給湯省エネ2024事業 580億円(経済産業省) 185億円(経済産業省)
2025 子育てグリーン住宅支援事業 新築2,100億円(長期優良住宅・ZEH水準住宅1,600億円=国土交通省、GX志向型住宅500億円=環境省)+リフォーム400億円(国土交通省) 先進的窓リノベ2025事業 1,350億円(環境省) 給湯省エネ2025事業 580億円(経済産業省) 50億円(経済産業省)
2026 みらいエコ住宅2026事業 新築2,200億円(長期優良住宅・ZEH水準住宅1,450億円=国土交通省、GX志向型住宅750億円=環境省)+リフォーム300億円(国土交通省) 先進的窓リノベ2026事業 1,125億円(環境省) 給湯省エネ2026事業 570億円(経済産業省) 35億円(経済産業省)

各年の予算は、キャンペーンの公式サイト(2023〜2025年はウェブ・アーカイブ)に載っていた額です。2023年のこどもエコすまい支援事業は、令和4年度補正予算の1,500億円に、令和5年度当初予算の既定経費の流用で209億3,500万円が加わりました(2023年7月28日の告知)。2024年の400億円は、公式サイトの記載どおり「令和6年度当初予算案」の額です。年度の途中のほかの増額・減額は、当サイトでは調べていません。

キャンペーン全体の予算を足すと、2023年約3,009億円(こどもエコすまいの増額後)、2024年4,615億円、2025年4,480億円、2026年4,230億円です(当サイトの計算)。

受付が終わった日

年 事業 受付の終わり方
2023 こどもエコすまい支援事業 2023年9月28日に予算上限(100%)到達。21時36分26秒に提出された申請が最後
2023 先進的窓リノベ事業 2023年12月31日をもって交付申請の受付を終了
2023 給湯省エネ事業 2023年12月31日をもって交付申請の受付を終了(予約は11月30日で終了)
2024 子育てエコホーム支援事業 2024年12月31日をもって交付申請(予約含む)の受付を終了(予約は11月30日で終了)
2024 先進的窓リノベ2024事業 2024年12月31日をもって交付申請の受付を終了
2024 給湯省エネ2024事業 2025年1月1日に受付終了を告知(申請期間は遅くとも2024年12月31日まで)。撤去加算は2024年11月18日に予算上限で終了
2024 賃貸集合給湯省エネ2024事業 2025年1月1日に受付終了を告知
2025 子育てグリーン住宅支援事業(GX志向型住宅) 2025年7月22日に予算上限額に到達。19時10分58秒に提出された申請が最後
2025 子育てグリーン住宅支援事業(注文・分譲の新築、リフォーム) 2025年12月31日をもって受付を終了(リフォームの最終の割合は44%)
2025 子育てグリーン住宅支援事業(賃貸住宅の新築・長期優良住宅・ZEH水準住宅) 2026年2月16日をもって受付を終了(長期優良住宅・ZEH水準住宅の最終の割合は67%)
2025 先進的窓リノベ2025事業 2025年12月31日をもって交付申請の受付を終了
2025 給湯省エネ2025事業 2025年12月23日に予算上限に到達。16時06分22秒に提出された申請が最後。撤去加算は2025年10月29日に上限で終了
2025 賃貸集合給湯省エネ2025事業 2026年1月1日に受付終了を告知
2026 各事業 期限は遅くとも2026年12月31日(予約は11月16日)。予算上限に達した時点で終了

2023〜2025年で、期限の前に予算上限に達して終わったことが告知で確認できたのは、2023年のこどもエコすまい支援事業、2025年の子育てグリーン住宅支援事業(GX志向型住宅)、給湯省エネ2025事業です(給湯の撤去加算を除く)。窓の事業は3年とも12月31日まで受け付けていました。

2023年の窓・給湯、2024年の給湯・賃貸集合給湯、2025年の賃貸集合給湯について、12月31日の時点で予算に対する申請額の割合がいくらだったかは、当サイトで確認できていません。

割合が上がっていった時期

公式サイトの新着情報では、予算に対する申請額の割合が一定の値に達すると告知されていました。

事業 告知された日と割合
子育てエコホーム支援事業(2024・新築) 11月29日 80%、12月28日 90%
子育てエコホーム支援事業(2024・リフォーム) 12月2日 80%、12月20日 90%
給湯省エネ2024事業 12月2日 90%
子育てグリーン住宅支援事業(2025・GX志向型住宅) 7月11日 50%、7月16日 60%、7月19日 70%、7月22日 80%、同日 上限到達
子育てグリーン住宅支援事業(2025・長期優良住宅・ZEH水準住宅) 11月11日 50%、12月12日 60%
給湯省エネ2025事業 9月19日 60%、10月15日 70%、11月4日 80%、11月17日 90%、12月23日 上限到達

2025年のGX志向型住宅は、50%から上限到達まで11日でした(当サイトが告知の日付から計算)。

2026年の状況(9月30日時点)

事業 予算 予算に対する申請額の割合
みらいエコ住宅2026(新築・GX志向型住宅) 750億円 60%
みらいエコ住宅2026(新築・長期優良住宅・ZEH水準住宅) 1,450億円 35%
みらいエコ住宅2026(リフォーム) 300億円 8%
先進的窓リノベ2026 1,125億円 26%
給湯省エネ2026 570億円 47%(撤去加算23%)
賃貸集合給湯省エネ2026 35億円 49%

2026年の新築は、GX志向型住宅と長期優良住宅・ZEH水準住宅のそれぞれで2期に分けて受け付けています。第1期(2026年3月31日〜5月12日)は、GX志向型住宅が予算額200億円(全体の約26%)、長期優良住宅・ZEH水準住宅が400億円(全体の約27%)を上限に受付を終えました。第2期は12月31日まで、第1期と合わせて予算の100%が上限です。

前年と比べると、給湯省エネ2025事業は2025年9月19日に60%に達していましたが、給湯省エネ2026事業は2026年9月30日時点で47%です。ただし予算額は580億円から570億円に、補助額も変わっているため、割合だけで単純には比べられません。割合は毎日変わるので、最新の値は公式サイトで確かめてください。

1戸・1台あたりの補助の移り変わり

事業 2023 2024 2025 2026
窓(1戸あたりの上限) 200万円 200万円 200万円 100万円
給湯器(主な額) 5万円または15万円/台 ヒートポンプ給湯器10万円・ハイブリッド給湯器13万円・家庭用燃料電池20万円/台 エコキュート6万円・ハイブリッド8万円・エネファーム16万円/台(基本額。要件による加算あり) エコキュート7万円・ハイブリッド10万円・エネファーム17万円/台
新築(子育て世帯・若者夫婦世帯に限る区分) 100万円/戸 長期優良住宅100万円・ZEH水準住宅80万円/戸 長期優良住宅80万円・ZEH水準住宅40万円/戸 長期優良住宅80万円・ZEH水準住宅40万円/戸(5〜8地域は75万円・35万円)
新築(すべての世帯のGX志向型住宅) ― ― 160万円/戸 125万円/戸(5〜8地域は110万円)

2026年の窓の事業は、1戸あたりの上限が前年の200万円から100万円になりました。各事業の2026年の詳細は、先進的窓リノベ2026事業とは、給湯省エネ2026事業とは、みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)とは、子育て世帯の住まいの補助にまとめています。

この推移から確かめておくこと

  1. 使う事業の予算に対する申請額の割合(公式サイトで毎日公表)
  2. 予約の期限(2026年は11月16日)と、交付申請の期限(12月31日)
  3. 事業が期ごとの予算上限を設けていないか(2025年・2026年の新築)
  4. 工事の契約・着工の時期が、事業の対象期間に入っているか

出典

よくある質問

住宅省エネの補助は毎年12月31日まで受け付けていますか?

2023〜2025年の各年の交付申請の期限は「遅くとも12月31日まで(予算上限に達するまで)」でした(2025年の賃貸住宅の新築の長期優良住宅・ZEH水準住宅は2026年2月16日まで)。ただし、2023年のこどもエコすまい支援事業は9月28日、2025年の子育てグリーン住宅支援事業のGX志向型住宅は7月22日、給湯省エネ2025事業は12月23日に予算上限に達して受付を終えています。2026年も期限は遅くとも12月31日で、予算上限に達した時点で受付が終わります。

予算の消化状況はどこで分かりますか?

住宅省エネ2026キャンペーンの公式サイトが、事業ごとに予算に対する補助金申請額の割合を公表しています。公式サイトによると、公表は毎日午前0時時点の情報を当日午前中に行います。

この記事の更新

  • 2026年10月1日初版。2026年の割合は2026年9月30日時点の公式サイトの表示。終了済みの年度はウェブ・アーカイブと公式サイトの告知で確認

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